2005年12月06日

寄り道

寄り道街のあちこちで、クリスマスデコレーションが目に付くようになりましたね。
今日も社会保険の手続きで街を歩きながら、クリスマスの華やかな雰囲気と、師走の慌しさを感じていました。

東京は雪が降るかもという天気予報に反して、よく晴れて気持ちよく、ついついいつものルートから少し外れて目的地を目指しました。

華やかな繁華街を一歩外れると静かな住宅街が広がり、先ほどまでの喧騒が嘘のようです。

お寺の紅葉や銀杏が澄んだ冬空によく映えています。
そういえば、今年はゆっくり紅葉狩りもしていないことに気が付きました。
わざわざ遠出しなくても、いつもと少しだけ外れたルートを選択するだけで、新たな発見があるものですね。

寄り道小学生の頃、担任の先生が本土に旅行した際、クラスの教え子全員分の紅葉と銀杏の葉をお土産に持ち帰り、栞を作ってプレゼントしてくれました。
大事に机の引き出しにしまい、時々図書館から借りてきた本に挟んで使っていました。
先生、ありがとう。

沖縄生まれ、沖縄育ちの私にとって、今でも色づいた紅葉や銀杏の葉は拾って持ち帰りたい衝動と、あの頃の懐かしい思い出がこみ上げてきます。

今になって思うと、先生も教え子全員分のお土産をリーズナブルに仕上げたものだと、大人な見方もできますが…。

慌しいこんな時期だからこそ、寄り道をしたり、立ち止まって深呼吸をするのも悪くない気がします。

せわしない日常からの現実逃避という声も聞こえてきますが、まぁ前向きにそれぞれの師走を乗り切りましょうね。


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Posted by ナビ江 at 22:28│Comments(0)よもやま話
 
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